金柑は、実はお菓子向き。手抜きタルトで改めて実感したこと

この時期になると、スーパーで急に目に入ってくる果物があります。
金柑です。

お正月のおせちに入っているイメージもあって、
「金柑を意識するのは一年でこの時期だけ」という方も多いのではないでしょうか。

私自身は一年中フルーツのことを考えていますが、
それでも金柑をこんなに頻繁に見かけるのは、やっぱり今だけです。

でも、改めて思うんです。
金柑って、実はものすごく“お菓子向き”のフルーツだなと。

お菓子に向いているフルーツの条件

私がいつもお話ししていることですが、
お菓子(特に加熱する場合)に使うフルーツには、
いくつか大事なポイントがあります。

まず見た目。
色がはっきりしていて、濃いこと。
そして、小ぶりで使いやすいこと。

その点、金柑はとても優秀です。
鮮やかなオレンジ色で、小さな丸い形。
ホールでも、半割りでも、そのまま使いやすい。

次に味。
甘いだけではなく、酸味や苦味、香りにメリハリがあること。

金柑は柑橘類なので、
酸味はもちろん、独特のほろ苦さと香りがあります。
この「ちょっとクセがある感じ」が、お菓子にはとても合うんです。

柑橘のおいしさは「皮」にある

柑橘類全般に言えることですが、
本当の魅力は果肉よりも、皮にあります。

レモンなら皮をすりおろしますし、
オレンジならピールやマーマレードがありますよね。

皮を使わないと、柑橘の良さは半減してしまう。
それくらい、皮には香りも味も詰まっています。

その点、金柑は最初から皮ごと食べられる。
しかも栄養価も高い。
捨てるところがなく、丸ごと使える。

お菓子に使うには、本当に都合のいいフルーツです。

金柑の手抜きタルトを作ってみました

私は電子書籍で
「旬で作る手抜きタルト」というレシピ集を出しています。
※ご興味ある方はAmazonのキンドル本、のぞいてみてくださいね(笑)
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実はこちらのレシピを参考に、
それぞれの季節のフルーツでアレンジしてくださる方が多いのですが、
実は私自身、ずっと
「金柑でやりたいな」と思いながら、毎年タイミングを逃していました。

そんな中、今年。
年明け早々に、Instagramのフォロワーさんが
金柑バージョンの手抜きタルトを作ってくださっているのを拝見して。

「あ、私も同じこと考えてました」
そんなやりとりをして、
私もすぐに作ってみました。

正直に言います。
手抜きタルトシリーズの中でも、
かなり上位に入るおいしさです。

しっかり焼き込むと、本当においしい。

ただし、金柑は生のままよりコンポートがおすすめ

ここは正直にお伝えします。
金柑は、生のまま並べるよりも、
一度コンポートにした方が断然いいです。

理由はいくつかあります。

皮の食感が良くなる

生のまま焼くと、
皮が乾いて硬くなりやすいんですね。

一度コンポートにしておくと、
皮が柔らかくなり、苦味も適度に和らぎます。

味のなじみが良くなる

そのまま焼くと、
さっぱりしすぎて、クレームダマンドと馴染みにくい。

コンポートにすることで、
全体のバランスがとても良くなります。

見た目が圧倒的に美しい

コンポートにした金柑は、
オレンジ色が濃くなり、少し透明感が出ます。

焼き上がると、水分がほどよく飛んで、
宝石みたいな仕上がりになります。

写真映えも、かなり良いです。

金柑のコンポートは、驚くほど簡単です

手抜きタルトなのに、コンポート作るの?」
そう思われるかもしれません。

でも、金柑のコンポートは本当に簡単。
煮る時間はたったの2分ほどです。

このレシピは、
毎年1〜3月頃まで、
LINE登録者さま限定のプレゼントとしてお渡ししています。

まだ受け取っていない方は、
LINE公式に合言葉で
「金柑のコンポート」
とだけ送ってください。

※自動配信なので、
丁寧な文章を書くと反応しません。
そのまま一言で大丈夫です。括弧も不要です!

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金柑はチョコレートとも相性がいい

ちなみに、金柑はチョコレートともとても相性がいい果物です。

というより、柑橘系って、そもそもチョコレートと相性がいいんですよね。
なぜかというと、チョコレートの「重たさ」「甘さ」「香ばしさ」に、
柑橘の「酸味」「苦味」「香り」が入ることで、
味にメリハリが出て、後味がすっと抜けるからです。

濃厚なのに、くどくならない。ここが大きいんです。

私の中で「金柑&チョコレート」のお気に入りレシピがあります。
名前が「ドゥーブルショコラ金柑」というのですが、
柔らかめのブラウニーの上に、なめらかなクレムー、
二層のチョコレートの間に金柑のコンポートを挟んだアントルメで、
金柑の香りと苦味が入ることで、チョコが締まるんですよね。

この時期だけの金柑を、お菓子に

金柑は一年中ある果物ではありません。
だからこそ、この時期に使ってほしい。

小ぶりで扱いやすく、
色がきれいで、
苦味・酸味・香りがしっかりある。

しかも、短時間の下ごしらえで、
皮までおいしく食べられる。

改めて、
お菓子作りにとても向いているフルーツだと感じています。

ぜひ、この時期だけの金柑で、
タルトを作ってみてください。

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