ストーリーのないお教室なんて、いらない

こんにちは。
お菓子教室「ラトリエ・ドゥブルヴェ」
主宰の河田若葉です。

前回の記事ではストーリーのないお菓子なんて、いらない。」
と題して、私にとってお菓子がいかに“ストーリー”
結びついているかをお話ししました。

もしよろしければ、先にそちらをお読みください!


今回はその続編として「お教室」に

ついて考えてみたいと思います。

Evoto

ストーリーのないお教室なんて、いらない。“選ばれるお教室”に必要なこととは?

今、お菓子を学ぶ選択肢はあふれている

「お菓子が作れるようになりたい」と思ったとき、
今の時代、まず何をするでしょうか?

たいていの人は、まずネット検索をするはずです。
YouTubeでレシピを探したり、
Instagramで素敵なお菓子の写真を見たり、
本屋に行くにしても、
その前にネットで情報収集するでしょう。

実際、簡単なお菓子であれば、
ネットの情報だけで十分上達する方もいます。
勘がよくて器用な方なら、ある程度までは
自己流でもきれいに作れてしまいます。

ただ、あるとき壁にぶつかります。

ジェノワーズがうまく膨らまない。
マカロンの表面が割れてしまう。
カヌレが型から飛び出す……

そんなとき、「原因がわからない」ということが、
独学の限界を感じさせる瞬間です。

それでも今はAIがあります。
ChatGPTに聞けば、それなりの答えが返ってきます。

2年前にはじめてマドレーヌの作り方を調べた時は
「うーむ、まだまだだなあ」なんて鷹をくくっていた
のですが、瞬く間に進化して、今は、実際、
私も使っています。正確な情報を比較検討するのに、
かなり頼りにしています。

つまり、「ただ作り方を知りたい」だけなら、
教室に通う必要はない時代になったのです。

教室に求められる価値は「共感」と「体験」

今の時代に「教室に通おう」と思う方は、
単に知識や技術を学びたいだけではありません。

むしろ、「共感」や「体験」、「つながり」を
求めているのではないでしょうか?

かつては、お菓子作りが得意という理由で
自然に評判になり、周囲から「教えて!」と
頼まれて教室を始めることが多かったかもしれません。

でも今は、教室の数も増え、
オンラインが当たり前になり、地域性も関係なくなり、
競合は全国(むしろ世界中)になりました。

この中で“選ばれる教室”になるには、
ただスキルがあるだけでは足りないのです。

今の時代、お教室業は本当に厳しくなっています。
生徒さんに気づいてもらって、
選ばれるってことが、どれだけ大変か。

どうやったら他ではなく、
私の教室を選んでもらえるの?
どんな差別化ができるの?

差別化は「資格」より「ストーリー」

私が今年から始めた「LP(ランディングページ)作成
3か月集中プラン」というのがあります。

  • LP(ランディングページ)を作りたいけれど、
    どこから手をつければいいかわからない
  • 教室の「強み」や「魅力」を言葉にできない
  • レッスンのコンセプト作りに時間がかかり、
    行動が進まない

そんなお悩みの方のためのプランです。

ここでは私が生徒さんとセッションを行い、
お教室の特徴や魅力を一緒に整理していきながら、
一つの講座を作り上げて
そのお申込みページの作成をサポートする内容です。

これからお教室を始めたいという方は、
まだ自分の強みが分かっていないことが多いです。
差別化のための強みを見つける
ことに苦労するのです。

セッションをしていると、よく聞くのが
「お菓子作りは好きで得意だから教えたいけど、
他の教室と何が違うのかわからない。
差別化できるポイントが見つからない!」
というお声です。

その結果、多くの方がこう言います:

  • 新しい資格を取ります!
  • 別の教室にも通います!
  • 複数の技術を組み合わせたオリジナル講座を作ります!

……もちろん、勉強熱心であること自体は
素晴らしいことです。

でも、そうやって
「とにかく資格を取って差別化を図ろうとする」のは、
ちょっと違うんじゃないか?と思うのです。

実際、その新しい組み合わせに需要があるか
調べてみましたか?
今それが存在しないのは、もしかすると
「ニーズがないから」という可能性もあります。

つまり、差別化って「技術の掛け算」だけではないんです。

差別化とは、
自分だけのストーリーや価値観を伝えること
なのだと思います。

あなたのストーリーこそ、最大の差別化

実際、セッションを重ねていくと、
その方の背景にあるストーリーが
とても魅力的であることに気づくことが多いです。

  • お子さんの病気がきっかけで
    食の見直しを始めた方
  • 地方に移住して、地産地消の暮らしと
    農業に取り組んでいる方
  • 本業が忙しい中でも、隙間時間で出来る
    効率的なお菓子作り方法を編み出した方
  • 推し活が高じて、推し活専用のお菓子を
    考案するようになった方

聞いていくと、皆さんちゃんとストーリーを
持っているんです。

でも、自分の中では当たり前すぎて、
その魅力に気づいていないことも多い。

だから私は、話しているうちに
「つい漏れ出てくるその人らしさ」を見つけたいし、
それを言語化するお手伝いをしたいと思っています。

「自己開示」がファン化を生む

あるインフルエンサーさんが言っていました。

「自己開示がファン化を生む」

なるほど!
「私にはこの言葉がしっくりくる」
と思いました。

どれだけ素晴らしい技術があっても、
どんな有名な学校を出ていても、やっぱり
「この人に会ってみたい」
「この人のお菓子、食べてみたい」
と思ってもらえるかどうかは、
“人柄”や“価値観”に触れてもらえているかどうかだと思います。

今、レシピもノウハウもネットに溢れています。

だからこそ、教室は「人」で選ばれます。
自分を出す、さらけ出す、勇気がいるけれど、共感が生まれます。

恋愛と一緒かもしれません。
嫌われないように、無難に、目立たないように……
としていたら、誰にも気づかれない。
でも、ちゃんと“自分”を出したときにこそ、
「この人好きだな」と思ってもらえるんですよね。

ストーリーのない教室なんて、もったいない

「私には大したストーリーなんてない」

そう思っている方も多いかもしれません。
でも、ストーリーは特別な経験をした人
だけが持つものじゃない。

日々の生活の中、小さな選択や経験の積み重ねが、
ちゃんと“あなたらしさ”を形作っているのです。

そのことに気づいてもらいたい。

だから私は、LP制作だけでなく、
その人の言葉にならない魅力を
言語化するサポートを続けています。

伝えることを、あきらめないで

伝え方は何でもOKです。

  • Instagramの投稿
  • ブログの記事
  • ライブ配信

とにかく、自分のストーリーを
少しずつでも伝えていく。

特に、ライブ配信は“素の自分”が
出やすいのでおすすめです。

一時期、集中して100回のインスタライブを
行ってみたことがありました。
実際、その直後のお申込みは普段より
増えたということだ私の実体験からもわかっていることです。

最初は恥ずかしいかもしれません。
でも、教室業をしていく上では、
ストーリーを伝えていくことは、
これからますます大切になると思っています。

だって、ストーリーのない教室なんて、つまらないでしょう?
でもそれって、特別なことじゃないんです。

誰にでも、必ず、自分だけのストーリーはあるんです。

お知らせ

秋には、LP制作サポートの追加募集を予定しています。

「自分のストーリーをちゃんと表現してみたい」
「教室の魅力を言葉にしてみたい」

そう思った方は、ぜひご相談ください。

あなたの中に、まだ気づいていない
“素敵なストーリー”が、きっとあります🍀

LINEでは随時無料30分相談もおこなっております。
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